フェミニズム史
自分ひとりの部屋 (平凡社ライブラリー) 作者:ヴァージニア ウルフ 平凡社 Amazon ※第15回~は読書会の議事録を公開用に再編集したものを掲載します※トップページからご覧になっている場合、「続きを読む」をクリックしてご覧ください 選書の理由 感想 オリ…
ブラック・ライヴズ・マター運動 誕生の歴史 作者:バーバラ・ランスビー 彩流社 Amazon ※第15回~は読書会の議事録を公開用に再編集したものを掲載します※トップページからご覧になっている場合、「続きを読む」をクリックしてご覧ください 選書の理由 感想 …
近代日本公娼制の政治過程: 「新しい男」をめぐる攻防・佐々城豊寿・岸田俊子・山川菊栄 作者:関口すみ子 白澤社 Amazon ※第15回~は読書会の議事録を公開用に再編集したものを掲載します※トップページからご覧になっている場合、「続きを読む」をクリックし…
オランプ・ドゥ・グ-ジュ: フランス革命と女性の権利宣言 作者:オリヴィエ ブラン 信山社 Amazon 前回の読書会で取り上げたメアリ・ウルストンクラフトに続き、同時代にフランスで活躍したオランプ・ドゥ・グージュの生涯に関する本書を選びました。 本書は…
女性の権利を擁護する: メアリ・ウルストンクラフトの挑戦 (フェミニズム的転回叢書) 作者:梅垣 千尋 白澤社 Amazon ウルストンクラフト『女性の権利を擁護する』(1792年)を解説した本を取り上げました。出版されたのが200年以上も昔の古典ではありますが…
フェミニストたちの政治史: 参政権,リブ,平等法 作者:大嶽 秀夫 東京大学出版会 Amazon 本著は筆者が男性政治学者であり、『最初にジェンダーに関心を示したと自負(p.265)』している方が記したものである。第6章では『男女雇用機会均等法ならびに男女共同…
コロンタイ 革命を駆けぬける 作者:杉山秀子 論創社 Amazon ロシア・ソ連のフェミニストにしてヨーロッパ初の女性閣僚アレクサンドラ・コロンタイは、「真の女性解放には体制変換が必要である」という社会主義フェミニズムのもと、ソ連における母子保護や夫…
『青鞜』の冒険: 女が集まって雑誌をつくるということ 作者:森 まゆみ 平凡社 Amazon 明治44年9月1日。女性による女性のための雑誌を「青踏」と命名し発刊した人達がいた。当時は女性が個として公に発言すること自体が珍しく思われる時代。世間体を気にせず…
ベル・フックスの「フェミニズム理論」 作者:ベル・フックス あけび書房 Amazon この本の中で一番印象に残ったのは同じ女性として社会に対して声をあげても、黒人女性と白人女性という「人種」によって思想・環境の分断が出来てしまうことだ。「黒人女性であ…
ジェット・セックス――スチュワーデスの歴史とアメリカ的「女性らしさ」の形成 作者:ヴィクトリア・ヴァントック 明石書店 Amazon 戦後、「華やかな職業」とみなされていたスチュワーデスの職業について、単にその歴史を追うだけでなく、豊富な一次資料と筆者…
サフラジェット 英国女性参政権運動の肖像とシルビア・パンクハースト 作者:中村 久司 大月書店 Amazon 映画「未来を花束にして」はご存じだろうか。原題は「Suffragettes(サフラジェット)」。参政権(Suffrage)を求める女性たちの活動を描いた作品である。…
フェミニズム (思考のフロンティア) 作者:竹村 和子 岩波書店 Amazon 前半はフェミニズムの歴史を辿るもので読みやすかったです。第一波フェミニズム期では女性の参政権獲得が焦点となり、階級差別やドメスティックイデオロギーは内在化されたままでした。第…