フェミニズム読史会

フェミニズム読史会の「過去の読書会」ページです。

第38回 消すことのできない抵抗の火 - 『ロシア 女たちの反体制運動』読書会

高柳聡子『ロシア 女たちの反体制運動』(集英社、2025年)の感想です。

読書会で出てきた感想を一部抜粋してお届けします。

選書の理由

  • 最近ロシアに興味を持ったという読書会メンバーがいたので、それならこれを読もう!と前から積読していた本を選んだ。
  • コロンタイのことが好きなので、久々に推しについて語りたかった。

(選書:アズシク)

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第37回 戦争に性を動員する - 『愛と欲望のナチズム』読書会

田野大輔『愛と欲望のナチズム』(講談社、2024年)の感想です。

読書会で出てきた感想を一部抜粋してお届けします。

選書の理由

  • 学生時代に教わっていた先生の専門がナチズムだったので、この読書会でも読みたかった。

(選書:W)

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第36回 「アジアで初」で不可視化された問題 - 『台湾ホモナショナリズム 「誇らしい」同性婚と「よいクィア」をめぐる22人の語り』読書会

松田英亮『台湾ホモナショナリズム 「誇らしい」同性婚と「よいクィア」をめぐる22人の語り』(花伝社、2023年)の感想です。

読書会で出てきた感想を一部抜粋してお届けします。

選書の理由

  • 日本に住んでいると「台湾=民主的」のイメージ。夫婦別姓同性婚など。まさに序文にあるような「進んだ国」だと思っていた。でもその「進んでいる」というイメージそのものについて考えることができる本。読んでみて、読書会で他の人の感想も聞きたいと思って選んだ。

(選書:W)

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第35回 韓国近現代史への招待 - 『女性たちの韓国近現代史 開国から「キム・ジヨン」まで』読書会

崔誠姫『女性たちの韓国近現代史 開国から「キム・ジヨン」まで』(慶応義塾大学出版会、2024年)の感想です。

読書会で出てきた感想を一部抜粋してお届けします。

選書の理由

  • 12月に著者の崔先生の講演が東女で開催された。元々「虎に翼」で話題の方だったので、本も読んでみたいと思った。
  • この読史会の発足当初から「韓国のことも学びたい」という思いがあった。この本の中でも言及されているように、日本でも『キム・ジヨン』はヒットしており、日本のフェミニズムに韓国のフェミニズムが与えた影響はけして小さくないはずと感じていたから。

(選書:アズシク)

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第34回 三淵嘉子ほか『女性法律家(復刻版)』読書会

三淵嘉子ほか『女性法律家 復刻版』(有斐閣、2024年)の感想です。

選書の理由

  • 朝ドラ「虎に翼」が話題だったので、今回選んだ。
  • 三淵よしこさんが編集代表を務めている。朝ドラをきっかけに、1983年に出た本の復刊がされた。当時の女性法曹何世代かにわたって、さまざまな分野に携わる方のお話が、司法試験を受けた動機など具体的な逸話とともに語られている。
  • 13人の携わった仕事、国家レベルの訴訟問題から家庭問題までバラエティ豊か。好きな人がこの中から見つかるかも、読みやすいかも、という理由からも選んだ。
  • 復刊なので「女性の辛抱強さ」といった、当時の書き方や考え方が描写してあり、少し古いところもある。そういう面も含めて議論できたりするのではないか。

(選書:Kimiko)

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第33回 日本のフェミニスト版アベンジャーズ - 『らんたん』読書会

柚木麻子『らんたん』(小学館、2021年)の感想です。

読書会で出てきた感想を一部抜粋してお届けします。

選書の理由

  • 久々の読書会になるので、読みやすいものにしたかった。
  • 日本の20世紀のフェミニストがたくさん出てきて、およその人間関係やそれぞれの主張がなんとなく分かるようになっている。もちろん小説は小説であって事実ではないけれど、なんとなくでもいいからまず彼女たちの名前を知ってほしいと思って選んだ。名前だけでも知っておくと、その後で史実を学ぶときの定着率が違うから。

(選書:アズシク)

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